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今月のキーワード

認知症

「認知症」とは、一旦発達した知能が、何らかの原因により脳が破壊され、再び持続的に
低下した状態」と定義されています。

平成18年12月推計の「日本の将来推計人口」によると、老年人口(65歳以上人口)割合は、
2005年現在の20.2%(約5人に1人)から、2013年には25.2%(4人に1人)を上回り、
その後2035年に3人に1人を上回り(33.7%)、50年後の2055年には40.5%、すなわち2.5人に1人が老年人口となります。
一人暮らしの高齢者の方が増え、以前のような身体ケアだけでなく認知症ケアも重要視されています。

ますます増え続ける認知症に対して、医療従事者に必要とされる知識も広がっています。
今月は認知症に関する記事をご紹介いたします。

キーワード解説

認知症
(にんちしょう、英: Dementia、独: Demenz)は、後天的な脳の器質的障害により、いったん正常に発達した知能が低下した状態をいう。これに比し、先天的に脳の器質的障害があり、運動の障害や知能発達面での障害などが現れる状態のことを、知的障害という。

日本ではかつては痴呆(ちほう)と呼ばれていた概念であるが、2004年に厚生労働省の用語検討会によって「認知症」への言い換えを求める報告がまとめられ、まず行政分野および高齢者介護分野において「痴呆」の語が廃止され「認知症」に置き換えられた。各医学会においても2007年頃までにほぼ言い換えがなされている(詳細については#名称変更の項を参照)。

「認知症」の狭義の意味としては「知能が後天的に低下した状態」の事を指すが、医学的には「知能」の他に「記憶」「見当識」の障害や人格障害を伴った症候群として定義される。

従来、非可逆的な疾患にのみ使用されていたが、近年、正常圧水頭症など治療により改善する疾患に対しても認知症の用語を用いることがある。

単に老化に伴って物覚えが悪くなるといった誰にでも起きる現象は含まず、病的に能力が低下するもののみをさす。また統合失調症などによる判断力の低下は、認知症には含まれない。逆に、頭部の外傷により知能が低下した場合などは認知症と呼ばれる。

「認知症」『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版』(http://ja.wikipedia.org/)。2010年6月30日9時(日本時間)現在での最新版を取得。

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今回のおすすめ誌

看護実践の科学

月刊 / 1,260円(税込)看護の科学社

編集委員
川島みどり[日本赤十字看護大学教授]
秋吉静子[横須賀共済病院看護部長]
市川幾恵[昭和大學統括看護部長]
江幡恵子[土浦協同病院看護部長]
陣田泰子[聖マリアンナ医科大学病院統括看護部長]
山西文子[国立病院機構東京医療センター副院長]
遊佐千鶴[湘南鎌倉総合病院副院長]

「看護実践の科学」は看護の未来へのビジョンを描きます!「看護実践の科学」は臨床に、地域に、教育に毎号豊富な内容で応える総合看護専門誌です。臨床の現場に直結し、看護実践の視点から医療現場の安全性を捉え、真の患者QOLを考えます。

看護 〈総論〉自立を目指した看護の役割

「看護実践の科学 2010年5月号」2010/05/01発売 より

記事価格…525円(税込み)立ち読みしてみる

著作者名… 鎌田ケイ子
特定非営利活動法人全国高齢者ケア協会


1 依存から自立へ
 看護のなかで,患者の「自立」が考えられるようになったのはそう古いことではない。病気を治すことが医療の主たる目的であった頃には,患者が動けない,自分でできない状態であれば,看護師は患者に替って援助することが役割であった。自立よりむしろ患者の依存が病気回復への必要な手段でもあった。たとえば,意識がない状態(全身麻酔)で手術が施行され,急性期は床上安静が指示されるようにである。
 そのような状態に対応するには,看護は患者に対して細かな気配りで,献身的に援助することが求められていた。その過程で看護師の資質として患者たちからもやさしさが求められ,看護師のイメージが作られてきた。・・・

看護 〈総論〉看護チームの有機的な活動をめざして リーダーシップとメンバーシップの強化

「看護実践の科学 2010年3月号」2010/03/01発売 より

記事価格…525円(税込み)立ち読みしてみる

著作者名… 市川幾恵
昭和大学統括看護部,昭和大学病院・昭和大学病院附属東病院看護部


はじめに
 医療は施設完結から地域連携へと移行し,急性期・慢性期・療養・在宅・介護と多職種との協働がさらに強化されている。私たちが今日生活する21世紀の課題は社会的責任といわれる。私たちには環境(温暖化防止・感染症対策)・社会(人権擁護・育児支援)・ガバナンス(コンプライアンス)といったSR(Social Responsibility)への取り組みが求められている。私たちの実践活動は絶えず問題解決を求められ,その対策はチームなしではあり得ない。このチーム活動は人間関係と相互作用で大きな影響を受ける。特に,看護においてはチーム機能が最も重要となる。本稿ではチーム力の向上とリーダーシップ・メンバーシップの強化について述べる。


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あの人のあの記事

川島みどり先生日本赤十字看護大学教授/健和会臨床看護学研究所所長

【略歴】
1951年,日本赤十字女子専門学校卒業。
日本赤十字社中央病院,日本赤十字女子専門学校,日本赤十字女子短期大学勤務等を経て,現在,日本赤十字看護大学教授/健和会臨床看護学研究所所長。
東京看護学セミナー結成(1965年)より現在まで世話人代表。
日本看護研究学会理事,日本赤十字看護学会副理事長,日本看護歴史学会幹事,日本統合医療学会理事など。
1971年・毎日新聞社第1回「日本賞」(共同研究)受賞/1995年・第4回若月賞受賞/2007年・第41回ナイチンゲール記章受章
著書:実践的看護マニュアル3部作・看護を語ることの意味・生活行動援助の技術・看護時鐘など140数点,論文約400点。

Medical e-honで取り扱っています、川島みどり先生の著作記事はこちらから

1 姿をつくる 人間の皮膚の延長としての下着 看護労働においてワーキングインナーウェアーが果たす役割

「看護実践の科学 2010年1月号」2010/01/01発売 より

記事価格…525円(税込み)立ち読みしてみる

著作者名… 大道寺フミコ 1), 川島みどり 2),3)
1)ウイズ株式会社,2)日本赤十字看護大学,3)健和会臨床看護学研究所


 看護のわざに関するアンケート分析(「赤十字病院における優れた看護実践の発掘と赤十字看護論構築に関する研究」)によると,「『所作の美しさ』は『優雅に』『鮮やかに』『リズミカルに』と表現され,『所作の美しさ』に伴うわざは患者の苦痛に最大限に配慮された結果,『動作の機敏さ,物品準備の完全,患者に対する配慮等等,全てにおいて完璧で』患者の安全を守りながら安楽を追求した結果の洗練された究極の形と感じられていた」ことが示されています。一方で,「看護をするナースがいつも疲れている」「姿勢がよくない」という声も聞かれることも・・・・・・。女性の職業のなかで,最も身体を動かすナースのために,動きやすく疲れない,姿勢美誘導ワーキングインナーを開発された大道寺フミコ氏と川島みどり先生に,「姿」「所作」の美しさの意味,看護労働においてインナーウェアが果たす役割などについて語り合っていただきました。

1 第1回 ふれる手癒す手あいだをつなぐ手(その1)

「看護実践の科学 2009年1月号」2009/01/01発売 より

記事価格…525円(税込み)立ち読みしてみる

著作者名… 川島みどり
日本赤十字看護大学


なぜ今,<看護師の手>なのか
患者に手を触れなくなった看護師たち
 医学が変貌したきっかけは19世紀の聴診器に始まるとされる。聴診器を手に入れるまで,医師はみずからの耳を患者の心臓につけて拍動を聞き,あるいは手に触れてさまざまな状態を感じとっていた。1819年にルネ・ラエネクによって筒型の聴診器が発明されたが,それは,患者の身体に直接耳を当てなくてもよいようにしたいということであったらしい。その後,カンマンによって双耳型のものが発明され(1854年),医師は患者の内臓について,より正確で豊富な情報を得ることができるようになった。しかし,その代償として彼らは患者との距離を50cm遠ざけてしまったといい,これがきっかけで医療が変質したと嘆く声もある。・・・


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    Information 精神科 精神疾患患者への薬剤管理指導実績の要約の書き方/Information 妊婦・授乳婦 国立成育医療センターにおける実務研修

    じほう
    月刊薬事 2010年3月号

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    永井書店
    外科治療 2009年増刊

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    NPPVは看護が要! 〜状況別・看護のポイント(2) 在宅へ向けた慢性期のNPPV看護

    日本看護協会出版会
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    私が出会った看護師さん 柳浩太郎さん 「看護は会話から始まるもの 日常的な会話をしてほしい」

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    ナーシングカレッジ 2009年6月号

  5. 2007/06/01

    輪状軟骨圧迫法のトレーニング効果

    克誠堂出版
    麻酔 2006年6月号

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特集のバックナンバー
学会認定専門医

「学会認定専門医」とは、各学会および日本専門医制評価・認定機構による専門研修の受講、資格審査
ならびに専門医試験に合格することで、その診療科において高度な技術・知識を有していると認定された
医師および歯科医師をさします。
専門医の認定試験の多くは6月から年内いっぱいに学会ごとに実施されます。

今月は、「学会認定専門医」に関したコンテンツをご紹介します。
専門医認定試験の合格へ向け、是非ご確認ください。

Cognition and Dementia Vol.8No.1(2009.1) / メディカルレビュー社
専門医制度の現状と課題
アンチ・エイジング医学 日本抗加齢医学会雑誌 Vol.5No.6(2009.12) / メディカルレビュー社
抗加齢専門医・指導士認定試験のためのQ&A
学会認定専門医
(がっかいにんていせんもんい、Medical specialist)とは、医学・歯学の高度化・専門化に伴い、その診療科や分野において高度な知識や技量、経験を持つ医師・歯科医師のこと。

登録医、認定医、専門医、指導医など細分化された区分が設けられているのが一般であり、各医歯学系学会が認定・付与し、現在約50の学会が本制度を設け、のべ2万4千人ほどの医師・歯科医師が認定を受けている。

「学会認定専門医『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版』(http://ja.wikipedia.org/)。2010年5月31日9時(日本時間)現在での最新版を取得。
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